【外反母趾の合併症】足底筋膜炎とは?

[2015年08月26日(水)] カテゴリ:

こんにちは。

神戸外反母趾センターサキュレの加納です。

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外反母趾の本当の怖さは、何か覚えていますか?

 

 

外反母趾自体の痛みではなく、

『様々な症状を引き起こしてしまうように飛び火していく事』

でしたね。


詳しく知りたい方はこちらを先に確認してください。
⇨【外反母趾の本当の怖さは『痛み』じゃない?
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そこで、様々な症状とはどんなものがあって、各々どんなものなのかわかっていただくために、今回から

【外反母趾の合併症シリーズ

をお伝えしていきます。



第一弾である今回は、たくさんある合併症のうちの一つである
【足底筋膜炎】をお伝えしていきますね。

 

 

かかとが痛み出す【足底筋膜炎】

テーピングやインソールに頼り過ぎると、なおすのが困難になり歩くことすら困難になってしまうこの症状が急増しています。

もともとアスリートに多かったこの病気が増えた原因と、症状を出さない為の予防法、もしもの時の治療法をご紹介します。

 

 

⑴足底筋膜炎とは?

【足底筋膜炎】とは、『足裏の指の付け根からかかとをつなぐ腱が傷つき、炎症を起こしている』状態のことです。

主に痛みが発生するのは、かかとの少し前の部分です。

一度発症すると、再発を繰り返すことが多く、良くなるのには時間がかかると言われています。



日常生活に支障をきたす症状

軽度のときは、歩きはじめると足裏にピリピリチクチクした痛みを感じるが、だんだんその痛みが消えていくのが特徴です。

『朝、起きた後の一歩目が一番痛い』

『しばらく座った後、立ち上がった一歩目が痛い』

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という症状も、多くの場合に共通した特徴です。

しかし、このまま症状をごまかし慢性化すると、最終的には『足を地面に付けただけで痛みが出はじめ、歩く事はおろか、日常生活もままならない』状況にまで追い込まれることもあります。



⑵足底筋膜炎になる原因

足には土踏まずなど3つのアーチがあります。

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歩くときは、この【3つのアーチ】が衝撃を吸収するクッションの働きをしてくれます。


炎症が起こってしまう足底筋膜とは?

アーチを形成する、カカト〜指の付け根までを繋いでいる腱のことを言います。

この筋膜が、弓矢の弦のような働きをしてアーチを形成するのです。

要するに、足底筋膜はアーチを作る生命線であるといっても過言ではないということです。


足底筋膜は伸縮のたびにダメージを受ける

歩くたびに足は衝撃を受けます。
その衝撃は足底筋膜がゴムのように伸びる事で吸収してくれます

そして足が離れると筋膜はまた縮み、アーチを再形成します。

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足底筋膜は、ゴムのように伸縮を繰り返すことで、体にかかる負担を軽減してくれているのです。

しかし、ゴムを何度も伸縮させていればいつか切れてしまいますよね?

ゴムと同じように足底筋膜にも1歩1歩ダメージが蓄積されていきます。

 そしてダメージがキャパを超えたときに、足底筋膜が傷つき炎症を起こすのです。

⑶足底筋膜炎の予防法

①普段からストレッチをする

本来、足底筋膜は十分な伸縮性があります。
しかし緊張や疲労の蓄積などで柔軟性を失ってくると足底筋膜炎になりやすくなります。

外反母趾の人も、アーチが崩れバランスが乱れた状態で歩いているため、足底筋膜炎を合併する可能性が高いわけです。

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足底筋膜炎の予防だけではなく、外反母趾の改善にもつながりますので、是非ストレッチをやりましょう。


詳しいストレッチ法はこちらをご覧ください。
【サキュレの極秘、外反母趾が良くなるストレッチ!】

指ストレッチ→  指回し→
特に、長時間歩くときやランニングをする前には必ずやりましょう。
柔軟をしない筋膜には受け止めきれないダメージがかかる事が予想できます。

また、『起きた直後の一歩』や『休んだ後の一歩』が痛いのは、寝ている間に筋膜が収縮し固くなっている事が原因と考えられます。


その後、歩いているうちに、足底筋膜がほぐれてくるので、痛みが徐々にやわらいでいくという訳です。


ストレッチの注意点

『伸ばす時はゆっくり』

『痛い所までやらない』

『1回30秒を目安に』

勢いよく伸ばしたり、痛みを我慢してまでストレッチを行うと、逆に筋膜を傷つける可能性があります。気をつけましょう。

 


②靴を見直す

靴選びは非常に重要になります。

ランニングの際、地面から受ける衝撃は3倍~5倍と言われています。

しかし、それだけの衝撃に耐える走り方と筋肉の十分な準備のできていない状態では足底筋膜炎になる危険が増してしまいます。

薄いものではなく、クッション性の高いクツを選ぶか、クッション性の高いインソールを入れるようにしましょう。



③足底筋膜炎に効果的な改善法とは?

一般的に病院などでは、アイシングで炎症を抑えたりテーピングなどで痛みを抑えたりする場合が多いです。

しかし、これらは対処療法と呼ばれるものです。
要するに『その場は楽になる』というもの。

そうやって痛みをごまかしながら生活するうちに慢性化してしまうこともあります。
痛みが止まったとしても根本的に改善したわけではありません。

 

 

足底筋膜炎は改善に時間がかかる?

足底筋膜炎は、筋膜が傷つき炎症が起こり痛みが出るものです。
痛くても歩かない訳にはいかないので、炎症がなかなか取れません。
一般的には、放置しておいたとしたら、3ヶ月〜3年ほどの長い期間が必要となります。

足底筋膜を切り離す外科手術という方法もあります。
しかし、その場合3か月以上の入院が必要になりますし、アスリートにとっては選手生命を失いかねない大手術です。


早く改善させるには?

もちろん、安静にして炎症を抑えるようにアイシングが基本で効果はあります。
しかし、仕事をしていては通勤もあるし歩かない訳にはいかないですよね?

そこで何がいいのか?
実は整体で改善させることができます。

ポイントは『かかと』にあります。
『かかとの骨』がズレていたり動きに制限がかかっている場合が多いのです。
片足だけで、28個ある足の骨。
その調整をすることによって3ヶ月〜3年かかると言われる足底筋膜炎も3ヶ月かかることなく改善していく例も多数あります。

カカトのズレを確認してみましょう。

 

 

外反母趾を改善することで足底筋膜炎の予防にもなります。

あなたの足を是非とも大事にしてあげてください。

 

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