【今さら聞けない】外反母趾の原因とは?
[2016年01月16日(土)] カテゴリ:
外反母趾患者さん途中経過報告
こんにちは!
神戸外反母趾センターサキュレ代表の加納です。
外反母趾は、簡単に言うと足の親指が変形して外側(小指側)に曲がる病気のことです。
この曲がる角度がきつくなると、痛みで靴が履けなくなったり、足全体が崩れてアーチが潰れ(扁平足)てしまいバランスが取れなくなります。
外反母趾はあるレベルまで進行すると、靴などは関係なく歩くだけで進行してしまうようになってしまうのです。
もしあなたが外反母趾気味なのであれば・・・
まずは今から自分の足を知っていきましょう。
そして外反母趾にならない、もしくはこれ以上進行しないようにしていきましょう!
では外反母趾になってしまう原因とは?
⑴歩き方
歩き方に自信を持っている人は何人いるでしょうか?
実は歩き方を勉強したり教えてもらったりしたことのある人はほとんどいらっしゃいません。
生まれてから完全になんとなく各自オリジナルで歩いているのです。
だからどんなに崩れていても、みんな自分は『普通』だと思っているのです。
でも『普通』ってなんでしょう?
基準となる【崩れていない正しい歩き方】を身につけましょう。
⑵性別
9:1の割合で外反母趾は女性が多いです。
女性は関節が柔らかい事と、筋肉が弱いため男性と比べると曲がりやすいと言われています。
⑶遺伝
必ずしも家族が外反母趾だからといって自分もなる訳ではありません。
しかし、骨格が似ていたり、関節の柔らかさが似ていたりする人は注意が必要でしょう。
⑷靴
日本人が靴を履く前には外反母趾はなかったので、靴が大きな影響を与えるのは間違いないでしょう。
ここでの靴というのは、主に【先の細いハイヒール】のことを指します。
先の細い靴、ヒールの高い靴、長時間の立ち仕事、これらが重なっている人は、細心の注意が必要です。
よく「先の細い靴を履くと外反母趾になる」と言いますよね。
正確には【先の細いハイヒール】のことを指します。
先の細い靴だと指を締め付けられることによって親指が曲がります。
さらにハイヒールだと、足が前に滑ってさらに靴に押し付けられるのです。
ですので、ハイヒールは使い分けがオススメです。
例えば、
通勤はコンフォートシューズ
会社ではナースサンダル
デートの時だけハイヒール
などTPOで使い分けて下さい。
履き替える手間をおしまないことが重要です。
ここで重大発表です!
ここまでお伝えした
⑴歩き方
⑵性別
⑶遺伝
⑷靴
一般的に外反母趾の原因だと言われている上記の4つは、実は・・・外反母趾の本当の原因ではないのです。
この4つは要因というものです。
そしてこの4つが幾つか重なります。
その結果、歩けば歩くほど外反母趾を進行させる原因が完成してしまいます。
では、その原因とは?
それは・・・
『習慣』
です。
正確に言うと、
【歩けば歩くほど外反母趾を進行させる習慣】
が出来てしまっているということです。
ハイヒールが悪くなった原因だと思ったからハイヒールを履くのを止めた
そんな経験あると思います。
なのに、外反母趾は一向に改善しない。
むしろ徐々に悪化してしまう・・・。
そんな経験ありませんか?
当院に来られるほとんどの方が同じような経験して来られます。
この習慣から改善しない限り根本改善は難しいです。
仮に手術をしたとしても、また日々1歩1歩悪くなってしまう負のサイクルから逃れられないのです。
そしてまた再発するという結果に・・・
そうならないために習慣から変えていきましょう!
当院では靴の選び方や歩き方 バランスの取り方なども指導させていただいています。
外反母趾は進行性です!
これをそのままにしていると体までも悪くなってしまいます。
あなたの外反母趾はあなたの未来も変えてしまいます。