外反母趾の8割の人が間違って理解している【本当に正しい靴の選び方】
こんにちは。
神戸外反母趾センターサキュレ院長の加納です。
サキュレのブログを読んでいただきありがとうございます。
少しでも皆さんのためになるように内容を充実させてお伝えしていきます。
今回は当院のお客さんにも良く聞かれるランキング上位の
『靴選び』についてお伝えしていきます!!!
ここがきちんと出来ていないと、外反母趾の施術を受けて良くなったとしても歩くごとにまた悪い状態に戻ってしまう可能性があるからです。
サキュレに来られる外反母趾で苦しんでいるお客様の8割の人が間違って理解している【本当に正しい靴の選び方】
これはあなたの外反母趾が良くなって私の手から離れたとしても、
良い状態を維持していけるように是非とも知っておいて欲しい内容です!
まず外反母趾といえば思い浮かぶのが【ハイヒール】や【パンプス】ですよね?
ただハイヒールだけが悪い訳ではないんですよ。
ハイヒールを履いたこともない男性や小学生の女の子も外反母趾の施術を受けに来られています。
実は一番大切なのは【アーチ】なんですよ!
アーチの話は今回の主旨と違うので、違う機会にお伝えしますね。
先に詳しく知りたい方はこちら
⇨ 【外反母趾と3つのアーチ】
靴選びのチェックポイントとは?
①パンプス:足が前にすべらないかが重要
前方にすべることによりパンプスの細くなっている部分で指が圧迫され変形させる要因になります。
関節が柔らかい方ほど強く影響を受けます。
靴の中で滑るようであればインソールなどで防止しましょう。
②ミュールやサンダル:幅や甲の部分がフィットするものを選ぶ
よく外反母趾の方は、ゆとりのある靴を選べばいいと思われている場合が多いですが、これが間違いです!
靴が馴染んで前すべりをしてしまい、サイズが合わなくなってくる方が足に負担を与えます。
キーワードは『フィット』です。
③スニーカー:つま先は1~1.5センチ程度あける
かかとをヒールに合わせ、つま先は指一本分くらいあけましょう。
左右の大きさが違う場合は、大きい方のサイズに合わせ小さい方は、インソールやヒモの結び方などで微調整しましょう。
靴底のゴムが足の動きを邪魔しないようにしなる靴がベストです。
これがないと歩き方を制限かけることになってしまい、変な癖がついてしまう事があります。
④ペタンコ靴 :脱げると疲れやすいのでフィットするものを選ぶ
かかとが脱げると疲れやすいので、かかとにゴムが入っているようなフィットする靴を選びましょう。
靴のかかとのソールが高めのものがオススメです。
比較的、クッション性が少ないのでインソールなどで補助してあげるのもいいでしょう。
⑤ブーツ:ふくらはぎのところに指一本のゆとりがあるか
足がむくんだ際にパンパンにきつくなってしまいます。
そうなると血流が悪くなり、冷え性の方ならなおさら気をつけたいポイントです。
指一本分のゆとりがあるものを選びましょう。
ブーツは固定力があるので、外反母趾の方も痛みが軽減することが多いです。
靴を選ぶ時に何を基準に選んでいますか?
もちろんデザインも大切ですよね?
あなたは外反母趾なので、痛くないものが優先かもしれません。
ただ、ここで知っていて欲しいのは「足の病気やトラブルは外反母趾だけではない」という事。
外反母趾は放置しておくと、多くの足のトラブルを併発・続発することを知っておいてください。
靴が原因で起こる症状とは?
①巻き爪(陥入爪): 巻き爪とは、主に足の爪が横方向に巻いた状態になってしまうことです。
巻き爪が悪化し爪が皮膚に食い込んで炎症を起こすことがあり、それを陥入爪と呼びます。
その場合、出血または化膿を併発することがあります。
②内反小指:足の小指が親指側に曲がり、小指の付け根が外側に出っ張ってしまう状態。
発生頻度は外反母趾ほど高くはありませんが、一般的には思春期や成人の女性によく見られます。
小指の付け根部分の骨の外側への出っ張りや開きといった骨の構造的な特徴も関与していますが、同時に横アーチがつぶれ足の幅の広がった【開張足】をしているのが特徴です。
こういった特徴的な形をした足に、きつい靴による圧迫が加わることで症状を悪化させてしまいます。
特に先端が細くなったハイヒールのような靴を日常的に履いていると、体重の負荷が前足部に集中するため、横アーチがつぶれ足の横幅がさらに広がってしまいます。
③中足骨骨頭痛:ハイヒールをはく女性に起こる特有の病気で、足指のつけ根が激しく痛みます。
合わない靴のために足の痛みから腰痛へ発展するケースなどもあり、不安定な靴による転倒などで思わぬケガが生ずる場合があります。
④タコ・ウオノメ : 靴などによる皮膚への圧力が部分的に集中することが原因で、皮膚の一部の角質が増殖し、厚くなったもの。
タコの場合は、圧力がかかった部分の角質層が分厚くなり、硬く盛り上がっていきます。
ウオノメの場合、硬くなった角質部の中央に芯のようなものができるため、体重をかけた時に皮膚にくいこんで、痛みを伴うことがあります。
女性に多く、靴と皮膚がこすれやすい足の親指や小指の側面や裏面、体重を支えている足の人差し指や中指の根元部分(中足骨骨頭部)などに多く見られます。
■靴を選ぶときの豆知識
①なるべく午後に購入する
人間の足はだいたい朝と夕方では、0.5~1.0㎝くらい大きさに差があると言われています。
足が大きくなった午後がいいということになります。
大きい状態で履いておくと後でつらい思いをせずに済みます。
②試し履きは両足でおこなう
片足しか試し履きをしない人がいますが、足の形や大きさは、左右同じではありません。
片足に体重を掛けたりジャンプしたりする事で、浮いたりぐらついたりしないか、きつく感じたり傷みを感じたりしないかを確認しましょう。
③片足で立ってみる
右足で立ち全体重をかけると、右足の底面への接地面積はかなり広がります。
立っているだけでも差があるので、走ったりジャンプしたりするともっと大きく足に負担がかかります。
片足でのチェックを忘れずにしてください。
いいシューズを選ぶための大切なポイントです。
【ほとんどの方がやってしまう間違い】
とりあえず痛いのを抑えたいために『ゆるく幅広の靴を選ぶ』
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とりあえず今の痛みがなくなる
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幅広のクツは横アーチを支えてくれなくなり足の横幅が広がっていく
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足の横幅が広くなり【開帳足】が完成
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衝撃を吸収できなくなり、タコやウオノメも増える
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【浮き指】なども出始める
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「まあ、これ以上そんな一気に悪くならないやろ」と思っていたが、
ある日を域に、ビックリするほど急激に外反母趾が悪化した
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最近になって膝も痛くなってきた
外反母趾が悪化してから腰痛もひどくなった
当院に来られている方の多くがこのパターンです。
「30年前から外反母趾やけど、この2〜3年で一気に曲がった」
「こんなはずじゃなかったのに・・・」
「これ以上は悪くならないと思って安心しきってました」
「こんなことになるならもっと早くにここに来ればよかった・・・」
こんな言葉を何度聞いてきたでしょうか・・・
私は、できることなら、あなたにはこんな想いをして欲しくありません。
だからこそ正しい靴選び・運動・フットケアをして欲しいと思っています。
まとめ
『ゆるくて幅広の靴』で足のトラブルを防ぐことができる訳ではありません。
外反母趾を予防するには、
フィットするサイズで親指と小指の付け根をしっかり支えることが重要です。
幅広の靴を選んでしまうと、足の横アーチを崩す要因となってしまい、
かえって外反母趾や他の足トラブルを引き起こす要因となってしまいます。
良い状態をできるだけ早く作っていく、さらにその良くなった状態を守っていくために靴選びは非常に重要です。
参考にしていただき自分に合った良い靴を選んでください。
あなたの良い靴との出会いを願っています。
神戸外反母趾センターサキュレ 院長 加納 芳郎
こんな言葉をよくいただきます。
「こんなことなら、もっと早く来れば良かった〜!」
あなたはそうならない為に
1番初めに当院に来てください。
あなたにお目にかかれることを
スラッフ一同、心より待ち望んでおります。
初めての方へ
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