30分歩けなかった外反母趾が、2時間歩いても痛くない!
どうも、外反母趾専門施術家の深谷です。
症例報告を行っていきます。
症状とご来院までの経緯
加西市在住、50代女性、F.Kさん
30年前から右足に痛みがあったが激痛ではなかった。
20年前から両足の変形と歩行時の激痛があり、人差し指の付け根が最も痛い。
今年になってから、足の裏がズキズキと痛み、30分と歩けない状態になっている。
股関節と、脛の外側の筋肉が常に張って歩くと痛みが出るということでした。
検査と状態
偏平足(土踏まずがなくなる)と開帳足(親指から小指にかけての足のアーチ)が両方とも無くなっていました。
そのために足全体がねじれてしまい、指が外側に向いてしまっていました。
長年の指へのダメージにより、人差し指は脱臼(関節が外れる症状)してしまい、指に力が入らない状態でした。
重心線が崩れ、体重が外側にかかり、膝が内を向いて、典型的なO脚のパターンになっていました。
施術
F.Kさんの場合、股関節、膝関節に大きなねじれがあり、調整しました。
落ちていたアーチを動かし機能できるようにしました。
ゆがんだ筋膜を調整しフラットな足にしました。
足のアーチが完全に長い間落ち込んでいたので青竹踏みを早速買って頑張ってもらい、指を使う習慣として、毎日お風呂で足の指をマッサージしたり、ゴルフボールやスーパーボールを足の指でつかむ運動をしてもらいました。
一度の治療と、一週間の訓練んで、足に驚くほどの改善が見られ、
30分しか歩けなかった足が、2時間あるいても平気になりました。
治療前(左) 2回目来院時(右)
来院前(右) 2回目来院時(右)
筋肉の膜、骨格ともに一度の治療である程度の改善が見られたのが分かると思います。
F.Kさんの場合は、治療と外反母趾改善のトレーニングの継続により、3か月後には外反母趾からの痛みから解放されました。
ただ、冬場のブーツを履くときに傷むということがあり、来年はブーツを履いても痛くない足づくりに現在も頑張っておられます。