【知らなかった!】外反母趾の痛みの原因と応急処置
外反母趾になる人とは
近年、ライフスタイルの変化やファッションの多様化に伴って、外反母趾をはじめとする足トラブルが増加傾向にあります。
人間は立つ・歩く・走るといった動作をする時に、必ず足を使います。
そのため、寝ているときと座っているとき以外は、足には常に体重分の負荷がかかっており、トラブルを引き起こしやすいのです。
その中でも外反母趾は、非常に多くの人が悩まされています。
男性に比べてハイヒールやサイズの合わない靴を履くことが多い女性の方が外反母趾の発症率は高いですが、男性はもちろん子供も外反母趾になる可能性はあります。
外反母趾になる要因は、大きく分けて以下の3点が挙げられます。
要因:①遺伝
外反母趾には先天的要因と後天的要因があります。
例えば、父親が外反母趾の人は、外反母趾でない父親を持つ人よりも外反母趾になる可能性は高くなります。
つまり、両親や祖父母、その他近しい親戚に外反母趾の人がいる場合は、外反母趾になる危険があるということです。
外反母趾がそのまま遺伝するわけではなく、骨格が似ていると外反母趾になりやすいのです。
そのため、現在外反母趾を発症していなくても、身近な親族に外反母趾で苦しんでいる人がるのであれば、自分が発症する可能性があります。
要因:②足に過負荷な靴を履く
外反母趾の要因で非常に多いのが、足に負担がかかる靴を履いていることです。
脚に負担がかかる靴とは具体的にいうと、「サイズの合っていない靴」や「ハイヒールや先の尖った靴」のことです。
つま先に圧迫感を感じるようなきつい靴は足が締め付けられて、足が地面に着いてた時に踏ん張る力が無くなり、外反母趾の要因になります。
サイズが大きすぎる靴は、靴の中で足が前滑りするようになり、つま先が圧迫されます。
その反動で親指の付け根が出っ張っていき、外反母趾になってしまいます。
また、女性が履く機会の多いハイヒールですが、踵が高いため足が前滑りしやすく、外反母趾の危険因子になります。
要因:③筋力不足
外反母趾が女性に多い理由の一つに、女性の方が男性よりも筋力が少ないという特徴があります。
健康な足は緩やかなアーチを描いており、このアーチが地面からの衝撃や体重の負荷を支える役割を果たしています。
しかし、運動習慣が無かったり足をしっかりと使えていないと、筋力が不足してアーチが消失してしまいます。
アーチが無くなると、先述したような負荷が直接足にかかるようになり、外反母趾が悪化していきます。
外反母趾の痛みについて
外反母趾になった人の多くが苦痛に感じるのが、「親指の付け根の痛み」です。
外反母趾になっても痛みはないという人もいますが、中には立つこともままならないほどの状態になってしまうこともあります。
外反母趾の痛みには個人差がありますが、最初に痛みが無くても、指の付け根に違和感を感じ始めたら注意しなければいけません。
特に、立ち仕事をしている人や動き回らなければいけない職業の人は、普段から足を酷使しているため外反母趾になりやすく、痛みが出ても仕事を休めないのでどんどん外反母趾が悪化していくという悪循環に陥ります。
では、なぜ外反母趾で痛みが出てくるのでしょうか?
外反母趾になり、親指の付け根が出っ張ってくると、靴を履いた時にその部分が当たるようになって痛みが出ます。
さらに腫れている場合には、その部分が炎症を起こしている可能性もありますし、二次的な症状としてタコやマメができて、痛みを感じることもあります。
痛みが出てくると、歩行にも支障が出るようになるため、早めに専門機関で治療をするべきです。
外反母趾の痛みを放置すると、足の変形も痛みも悪化の一途をたどり、最悪の場合手術という選択をしなければいけなくなります。
また、治療を開始するのが遅くなるほど治療の効果も薄れて、完治までに時間がかかります。
痛みの応急処置
外反母趾で痛みが出たら、できるだけ早期に専門機関での治療を受けることをおすすめします。
しかし、専門機関を受診するまでに時間がかかる場合や、痛みを少しでも自力で緩和させたい場合には、応急処置をしましょう。
ただし、応急処置はあくまでその場の痛みを減らすために行うもので、根本的な治療に結び付くわけではないことを覚えておきましょう。
外反母趾の痛みを軽減する応急処置の方法として、以下の3つをご紹介します。
応急処置:①外反母趾用グッズを使う
現在、薬局や大型スーパーなどで外反母趾の応急処置に使える様々なグッズが販売されています。
足に装着するタイプのサポーターは、親指と人差し指の間に隙間を作って、変形してくっついている日本の指を離し、筋肉や組織をもとの位置に戻そうとする効果があります。
また、靴の中で足が前滑りしないようにしてくれる外反母趾用のインソールを靴に装着するという方法もあります。
直接的な応急処置として、痛い部分に絆創膏や外反母趾用のパッチを貼ることで、指の付け根の出っ張りを保護することができます
応急処置:②靴を変える
足を全面的に覆ってしまう靴は、外反母趾で出っ張った親指の付け根を刺激して激しい痛みになります。
デスクワークの際や家の中などでは、靴を脱いでできるだけ素足で過ごすようにしてください。
脚を覆う部分が少ないサンダルや下駄を着用するのも、外反母趾の痛みを和らげる効果があります。
応急処置:③痛み止め
関節が炎症を起こして激しい痛みを起こしている場合には、我慢せずに痛み止めを使用しましょう。
痛み止めは「外用薬」と「内服薬」の2種類があります。
外用薬には湿布と塗り薬があり、使用者の好みや薬の特性で選ぶことができますが、炎症を伴う激しい痛みがある際には抗炎症作用のあるものを選んでください。
内服薬は、外用薬の補佐的な役割で使うことが多いです。
外用薬を使っても痛みが治まらない時には、内服薬で痛みを抑えましょう。
根本的な痛みの治療には
軽い外反母趾であれば、足に負担がかかる生活スタイルを改善し、的確な応急処置によって状態の改善が見込めます。
しかし、重い痛みがある外反母趾は、早急に手術が必要な場合もあるため一度専門医でみてもらうのもいいでしょう。
信頼できる先生の力を借りて、施術をしていくことができれば、外反母趾は決して改善しないものではありません。
整骨院サキュレでは、兵庫で唯一の外反母趾の手技矯正をする施術を行っております
外反母趾の症状にお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。
それでもまだ心配だ・・・という方は
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