傷み始めた外反母趾にはランニングシューズ!?

[2016年06月16日(木)] カテゴリ: 患者さん途中経過報告

暑くてムシムシしているといえば?どこの国でしょう!

それはタイですよ!

この時期にタイ料理を食べると本当のおいしさが分かるはず…ということで

昨日はランチに塚口駅近くのタイ料理を食べてきました。

Eye-catch-ayutthaya

店員さんはとっても愛想のいいタイ人女性で「サーディクラップ」(こんにちは)と手を合わせて、かわいらしい感じでした(*‘ω‘ *)

料理もきれいに盛り付けて旨くて辛くて、アジアを味わえましたよ!

 

興味のある方は行ってみてくださいね!タイ料理専門店 プロォーイ タイ

 

毎度どうも、外反母趾専門治療家の深谷です。

今日も臨床報告を行っていきます。

西宮市から起こしの、50代男性のT.Kさんについてです。

ご来院までの経緯

物心ついたころから偏平足(土踏まずがない状態)が続いていた。

指も外反母趾だったが痛みなどはなく、3か月前から突然親指の痛みが出始め歩行が困難になってきた。ということでした。

検査と状態

偏平足が両足にあり、左足親指が地面から完全に浮いた状態でした。

指の力も左足が極端に少ないじょうたい、典型的な指を使わないタイプの外反母趾でした。

親指の付け根から指先にかけてと、脛の前面の筋肉に圧通が見られ、恐らく前脛骨筋(つま先を持ち上げる筋肉)を傷めている可能性が高かったです。

施術の経過

1回目、2回目と施術をするたびに圧通が消え、3回目の施術からは足はかなり良い状態になりました。しかし、それでも歩行の際の痛みは感じるということでした。

恐らく痛み自体もかなり軽減されているはずですが、T.Kさんは変化を感じられずにいました。

4回目の施術時に注文していた「ランニングシューズ」が届きました。

歩行時の痛みは、歩き方等が悪いのですが、指導してもなかなか改善しない場合があります。

このランニングシューズを履くことで、痛みがなくなったり、歩行がうまくなる人が大勢いるので、すすめています。

5回目の施術時では、歩くときに痛みが出るものの、歩行がかなり改善できたイメージを持たれていました。

まだ、傷んではおられますが、次第に痛みも消えていくのではないかと期待しています。

考察

T.Kさんは、ウォーキングシューズを常時使っていたようですが、決して悪いものではないのですが、若干の問題点があるようです。

足底の分厚さにより足自体の感覚が薄れ、さらに靴の横をホールドしているため足の自由が失われがちです。

外反母趾の方にランニングシューズを勧めている最大の理由は、足の転がるイメージを掴みやすいためです。

ランニングシューズは長距離走の選手に使われますが、運動力学を研究していて、疲れずに足を運べるように誘導してくれます。それが転がる脚です。

素材は非常に柔らかく、軽い、さらにクッション性にも優れています。

おすすめですよ!


通院回数目安
地域別来院割合詳細データ
尼崎市16%
伊丹市11%
西宮市20%
芦屋市14%
神戸市16%
宝塚市9%
明石市5%
姫路市3%
大阪府3%
京都府1%